@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000192, author = {山元, 総勝 and 武藤, 大樹}, issue = {15}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {【目的】健常成人において,起立,昇段,傾斜歩行という3つの動作の体幹・下肢筋活動の相互 の関連性を調べることと,また,立脚側膝のCBB (Center Bridge Brace)装着有無での片脚立 位において,挙上下肢(挙上)側股関節の異なる屈曲角度の違いが体幹・下肢筋活動にどのよ うな影響を及ぼすかを検討することである。 【方法】起立(40,30,20cm),昇段(10,20cm),傾斜歩行(0,10,20%)の3動作8課題と 片脚立位7課題において,右側体幹・下肢8筋(腹直筋,脊柱起立筋,大殿筋,中殿筋,内側 広筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋)の筋活動は筋電図を用いた。各課題筋活動は,RMS で 平滑化処理(ウインドウ幅100ms)後,ピーク値を算出し,最大等尺性収縮(MVC)と比較し 各筋の%MVC(各動作のピーク値/ MVC)を求め,各課題間で比較した。 【結果および考察】脊柱起立筋群,大殿筋,内側広筋,前脛骨筋では起立動作が昇段,傾斜歩行 よりも有意に筋活動量が増加した。また,起立や昇段動作では,課題負荷が増大するに連れ, 体幹・下肢筋の抗重力筋活動の増大が示唆された。中殿筋や腓腹筋は,起立よりも片脚立位で ある昇段,傾斜歩行において有意に筋活動量が高かった。片脚立位では,股屈曲最大の時,最 も筋活動が高く,また,CBB を装着した股屈曲90°は,CBB を装着しない股屈曲最大と有意差 はなかった。【結論】起立や昇段の高さや傾斜角度を考慮することで体幹・下肢伸展筋群の段階 的筋力増強ができることが示唆された。また,片脚立位時の挙上側股関節を最大屈曲位に保持 することで下肢筋力を効率よく増大させることができることが示唆された。}, pages = {39--51}, title = {異なる運動中におけるCBB 装着時の体幹及び下肢筋活動の検討}, year = {2018} }