@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000200, author = {山野, 克明}, issue = {15}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は作業療法士養成課程における臨床実習の成績評価として使用したルーブリッ クについて,その意義と課題を明らかにすることである。対象は4年次開講の地域実習におけ る臨床実習指導者36名と,実習を受講した大学4年次学生43名である。方法は双方に対し郵送 法もしくは留め置き法でのアンケート調査を行った。  アンケートの結果から,ルーブリック評価の意義として二点が挙げられた。まず,評価項目 および評価基準を明確化したことで到達すべき目標と目標達成に向けた実習の方法を臨床実習 指導者と学生が共有できるようになった。そして成績評価の公平性を臨床実習指導者と学生の 双方が自覚できるようになった。一方,ルーブリック評価の課題として大学教員,臨床実習指 導者,学生との三者間でルーブリックの評価項目ならびに評価基準に関する相互理解が十分と は言えないことが明らかとなった。  今回の調査を通して,ルーブリック評価に対する三者間での相互理解を深めるための取り組 みが必要と考えられた。}, pages = {121--132}, title = {作業療法臨床実習におけるルーブリック評価の意義と課題}, year = {2018} }