@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000214, author = {登尾, 一平 and 山本, 隆敏 and 上妻, 行則}, issue = {16}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {交差混合試験(cross mixing test;CMT)は活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time;APTT)が延長した際に凝固因子欠損や凝固因子インヒビター,またはループスアンチコアグラントなどのインヒビターを鑑別するスクリーニングとして有用な検査である。しかしながら,学内実習では凝固因子インヒビターの検体入手が困難であることから実習では行っておらず,学生の理解が低いことが問題となっている。本研究では,dabigatran,apixaban,rivaroxaban がCMT における凝固因子インヒビター疑似検体として使用可能か否か検討した。APTT は凝固因子インヒビター疑似検体と正常血漿を様々な比率で混合し,コアプレスタ®2000を使用し測定した。Dabigatran は高濃度においてもAPTT の延長は認められなかったが,少量のrivaroxaban の添加(10%)においてAPTT 延長が見られ,凝固因子インヒビターパターンのグラフを示していた。APTT の延長はapixaban の添加でも認められた。一方,rivaroxaban はRosner index(index of circulation anticoagulant;ICA)による評価においても典型的なインヒビターパターンを呈した。さらにrivaroxaban は凍結・融解の影響を受けなかった。以上のことから,rivaroxaban が学内実習におけるCMT の凝固因子インヒビター疑似検体として使用できる可能性が示唆された。}, pages = {131--140}, title = {Rivaroxaban は学内実習における交差混合試験の凝固因子インヒビターとして有用である}, year = {2019} }