@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000215, author = {羽田野, 花美 and 多久島, 寛孝 and 末永, 芳子 and 大坪, 昌喜 and 岩村, 純子}, issue = {16}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {保健医療系の大学に在学している学生700名を対象に,LGBT に関する現状について無記名自己記入式質問紙調査を行い,以下の結果を得た。 1.生物学的性と自認している性が異なる者は1名(0.1%),自分の性別に違和感がある者は3名(0.4%),以前はあったが今はない者は5名(0.7%)であった。また,性的指向では,同性愛者3名(0.4%),両性愛者/ 全性愛者27名(3.9%)であり,約4%のLGBT の学生が修学していた。 2.LGBT についての認識は,「ある程度説明できる」147名(21.0%),「詳しい方だと思う」22名(3.1%)であり,約25%は知識があると推測できたが,約50%は正確な理解や認識ができていない状況であった。 3.大学生活の中でLGBT について教職員の対応を含む大学側の対応として十分ではないと感じたり,不満に思うこととしては,「更衣室」177名(25.3%),「トイレ」163名(23.3%),「相談体制」98名(14.0%)などであった。 4.LGBT の学生に対して何らかの支援をしたいと思う学生およびLGBT に関する勉強会やサークルに参加したいと思う学生は,それぞれ324名(46.9%)であった。  LGBT の学生が適切な支援が受けられる環境を整えることが求められており,そのためには,学生・教職員を問わず,多様な性についての啓発が必要である。また,学生間の交流によってLGBT への理解が深まるよう,サークル活動などへの支援が必要である。}, pages = {141--150}, title = {大学生のLGBT に関する実態}, year = {2019} }