@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000302, author = {角, マリ子 and 多久島, 寛孝}, issue = {20}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {認知症カフェは,認知症当事者・介護者支援を実現する重要な社会資源であるが,参加者減少や閉鎖等が生じている。認知症カフェへの参加意義を解明するために,特別養護老人ホーム運営の認知症カフェ参加者(認知症当事者・介護者3名,地域高齢者3名)を対象に,1年間フィールドワークとインタビューを行い,エスノグラフィの手法を用いて質的帰納的に分析した。その結果,以下の結論を得た。 1. 認知症当事者・介護者の参加意義は,「体調に気遣い,毎日の暮らしの中での愚痴や不満に耳を傾けてくれる認知症カフェ実施者が存在し,これまで暮らした楽しい時間を回顧できる」であった。 2. 地域高齢者の参加意義は,「少しでも健康を維持したいと希求し,そのための行動が叶い,外出や行事を楽しむ機会がある」であった。  認知症当事者・介護者,地域高齢者がもつ認知症カフェへの参加意義は,それぞれ異なることを理解し運営する必要があることが示唆された。}, pages = {19--29}, title = {特別養護老人ホームが運営する認知症カフェの参加者がもつ参加の意義}, year = {2023} }