@article{oai:khsu.repo.nii.ac.jp:00000306, author = {荒尾, ほほみ and 田邊, 香野 and 川口, 辰哉 and 上妻, 行則}, issue = {20}, journal = {熊本保健科学大学研究誌, Journal of Kumamoto Health Science University}, month = {Mar}, note = {2019 年より全世界で流行している新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の主な感染経路は,飛沫感染と接触感染であると考えられており,感染者の咳やくしゃみなどによって飛散するウイルスが含まれた飛沫の体内へ侵入することを防ぐことが COVID-19 の予防に効果的とされている。従って,SARS-CoV-2 に感染しないためには,これまでインフルエンザウイルスなどの感染症に対して行ってきた「手洗い,うがい,マスクの着用」が有効であると考えられる。なかでも,マスクには①飛沫の拡散を防ぐ,②飛沫の侵入を防ぐ,2つの効果があり,マスクの効果については様々な報告がなされている。そこで本研究では,マスクの持つ「飛沫の拡散を防ぐ効果」と「飛沫の侵入を防ぐ効果」について身近なものを用いて実験を行った。さらに,飛沫の拡散および侵入を防ぐ効果が最も高いとされている不織布マスクがどのような点で優れているのか検証した。  本研究で使用した不織布マスク,ガーゼマスク,ウレタンマスクはいずれも模擬飛沫の拡散を防止した。しかし,模擬飛沫の侵入を防ぐ効果については不織布マスクが最も有効であった。以上のことから,現在も収束の兆しが認められないCOVID-19 の予防のためには,飛沫の拡散を防ぐ,さらには飛沫の侵入を防ぐ点において最も優れている不織布マスクの着用は欠かせないと考えられる。}, pages = {59--66}, title = {不織布マスク vs. ガーゼマスク vs. ウレタンマスク}, year = {2023} }