３次元培養系による精細管構造の再構築メカニズム

　　　　　　　　　熊本保健科学大学学術情報リポジトリ　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お問合わせ：　熊本保健科学大学附属図書館

お知らせ

熊本保健科学大学学術情報リポジトリは、本学の教育・研究活動において作成された学術成果を電子的な形態により蓄積・保存し、学内外へ無償公開します。
公開された成果物をご利用の際は、著作権法の範囲内でご利用ください。

COUNTER


	トップ


	ランキング

インデックス

Permalink : http://id.nii.ac.jp/1169/00000230/

File / Name	License
kaken.nii.ac.jp_15K07129seika
kaken.nii.ac.jp_15K07129seika (842.56KB) [ 19 downloads ]

アイテムタイプ	報告書 / Research Paper
言語	日本語
キーワード	マウス精巣, ３次元培養, 精細管, 再構築, KSR, ALK5, Live Imaging, CD34+細胞, p75+細胞, 筋様細胞, 再凝集培養, Alk5
研究代表者	安部眞一
研究分担者	工楽樹洋
報告年度	2017
研究課題番号	15K07129
研究代表者番号	90109637
抄録	研究成果の概要：我々は、樹立したマウス精巣の再凝集培養系を用いて、精巣形成に関わるシグナリング因子、間細胞の役割等について、Live imaging等を活用しながら解析した。その結果、CD34+細胞、p75+細胞、筋様細胞は内側から外側にかけて重層構造を形成して間組織を再構築すること、精細管様構造の再構築に間細胞が必要であること、ALK5i(ALK5阻害剤)は間細胞の増殖や細胞運動を阻害すること、純化したCD34+細胞を培養するとp75+細胞を経て筋様細胞へ分化することを示した。これらの結果は、間組織と精細管様構造の再構築にCD34+細胞とALK5シグナリングが重要であることを示唆する。